• 【まとめ】SEOを考えたサイトリニューアルの手順と注意点
2015/7/23SEO

【まとめ】SEOを考えたサイトリニューアルの手順と注意点takahiro

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renewal

ホームページのリニューアルを行った結果、検索結果のランキングが大きく下がってしまうなどの問題が発生したことはないでしょうか?

 

何も意識せずデザインやサイト構成を見直しただけのリニューアルを行うと、ユーザビリティが落ちたり、今まで頑張って獲得してきたコンテンツへの被リンクを失いランキングがダウンするなどSEOにとっても良くない結果を招く恐れがあります。

そんなことが起こらないように今回はサイトのリニューアル時に気をつける注意点をまとめます。

 

1.サイトリニューアル方法の切り分け

今回のサイトリニューアルでサーバーの変更やドメインの変更はありますか?

 

サイトへのアクセス数が多くなり、現状のサーバーでのスペックではページが表示されないなどの問題が発生しているのであればサーバ移行を伴うものになると思います。

また、会社名の変更やサービス名の変更でドメインを変更しなければいけない場合は、新しいドメイン名でサイトを構築することになると思います。

 

この「サーバー移転」と「ドメイン変更」を切り口にそれぞれの場合でどのような作業を行えばいいのかを説明していきます。

 

2.サーバー移転時の注意点

新サーバ上に、同様のサイトを構築しドメインのDNS情報を新しいサーバの情報に書換えることで作業は完了します。

ドメイン変更を行わないでサーバーの移行のみを行う場合は、注意点はほとんどありません。

 

タイトル・URLの変更

サーバーの移転を行う時、現サイトと新サイトでタイトルの変更は絶対に行わないでください。

タイトルを変えたことにより、検索結果のランキングに影響が出てしまいます。

 

ページタイトルの変更は必ずしも検索結果のランキングがダウンするわけではありませんが、変更する場合は細心の注意を払って行いましょう。

 

ドメインの変更は行わないが、下層ページのURLを変更することもあるかと思います。その場合は301リダイレクトを適切に行ってください。

リダイレクトの方法は「適切なリダイレクト」に記載します。

 

IPアドレスの変更

サーバーを切り替えることでIPアドレスが変更されますが、SEO上の問題はありません。

これはgoogleのマット・カッツ氏が解答しています。

参考:サーバー移転するときの注意点 ~ DNS編

 

メールアドレスの設定

中小企業の場合はお名前.comやXSERVERなどの共用サーバーを利用していて、WEBサーバーとメールサーバーを同じサーバーで運用を行っていることも少なくないと思います。

 

DNSサーバ情報を新サーバに変更することでメールは使用できなくなります。

POPサーバ・SMTPサーバが変更となる為です。

新サーバー側で新しいメールアカウントを発行し、事前に使用しているメーラーに登録しておきましょう。

 

DNS情報を変更してから数日はどちらのサーバーにメールが送られるか分かりません。どちらのサーバーでメールを受信しても大丈夫なように、古いメールアカウントは削除せず1週間程度は2つのアカウントを使用して運用してください。

サーバー移行から1週間程度経過し古いメールアカウントにメールが届かなくなったら、古いメールアカウントは削除して問題ありません。

 

ホームページに目がいきがちですが、メールについても忘れず対応するようにしましょう。

 

旧サーバの扱い

DNS情報を変更してからドメインが浸透されるまでに1日〜3日かかると言われています。

よって、すぐにサーバーを削除するのはNGです。

 

数日経過して「旧サイトは表示されなくなったか?」「メールは旧アカウントに届かなくなったか?」をちゃんと確認してから削除しましょう。

 

3.ドメイン変更時の注意点

ドメイン名の変更はURLの変更になる為、サイト移行の際に注意しなければいけない点が多々あります。

 

適切なサイト移行を行わなければ、旧URLにアクセスした人が404ページに遷移してしまいユーザービリティを損ないます。

他のサイトから外部リンクをもらっていた場合にも同じ結果になってしまいます。

 

適切なリダイレクト

ドメイン名の変更によって、旧サイトのドメインURLを適切に引き継ぐ必要があります。

ここで登場するのが「301リダイレクト」です。301リダイレクトはサイトの「恒久的な移転」をクローラーに通知するので必ず使用してください。

 

ちなみに「302リダイレクト」というのもありますが、こちらは「一時的な移転」を表すものです。間違って使用しないように注意してください。

 

URLの変更を管理するためには現サイトのページを全て網羅した一覧を作成し、旧サイトのURLと新サイトのURLを管理しましょう。

リダイレクトの設定は.htaccessを使用して行うことができます。

 

■特定のページのみリダイレクトを行う.htaccessの記述方法

 

■トップページ配下のカテゴリ構造が変わらない場合(ドメイン名のみ変更)の.htaccessの記述方法

 

■下層ページのカテゴリ構造が変わる場合(URLが変わる)の.htaccessの記述方法

.htaccessの設定が完了したら、適切にリダイレクトされているか必ず旧サイトにアクセスして確認しましょう。

 

もちろん、新旧の両サイトにてURLの正規化は行っておきましょう。

.htaccessの書き方と設定方法まとめを参考にしてください。

 

旧ドメインの扱い

旧サイトのドメインは可能であれば半永久的に保持することをオススメします。

 

旧サイトからのリダイレクトによる流入などがなくなれば更新せず解約しても構いませんが、その後旧ドメインは誰かに使用される可能性があります。

大手のサイトで使用されていたものだと悪用される場合もあると思うので気をつけてください。

 

もし旧ドメインを手放さなくてはいけないとしても、サイト移行を行ってすぐに解約するのはNGです。

少なくとも旧ドメインからの流入がなくなるまで待ちましょう。

 

後述しますが、WebSerchConsoleに旧サイトと新サイトの両方を登録し流入状況やインデックス状況をチェックすることができます。

旧サイトからの流入がなくなった時点で、惜しみながら解約しましょう。

 

 

SNSのシェア数の引き継ぎ

Facebookのイイネ数や、twitterのシェア数はURLに紐付いています。

ドメインが変更になることで、カウントはリセットされ引き継ぎはされません。

 

無理やりですが、これまでに集めたシェア数を新サイトに強制的に引き継ぐことも出来ます。

旧ドメインのURLからシェア数を取得して、新しいドメインのシェア数にプラスするという作業になります。

 

【参考】SNSシェア数を引き継ぐ

【参考】WordPressプラグインで行う

 

WebSerchConsoleの設定

WebSerchConsole(通称:サチコさん)でサイトの以降をGoogleに伝える必要があります。

サイトの引き継ぎステップは以下の通りです。

 

search-console

  1. 1.新ドメインをWebSerchConsoleに登録する
  2. 2.旧ドメインを選択し、右上の歯車のボタンから「アドレスの変更」を選択する
  3. 3.リストから新ドメインを選択する
  4. 4.301リダイレクトが正常に動作していることを確認する
  5. 5.その他、やらなければいけないことが残っていないか確認する
  6. 6.Googleに通知する

 

GoogleからもサイトのURLを変更する場合の手順がアナウンスされています。

 

SerchConsoleにてアドレスの変更申請ができたら、後はインデックスの状況を定期的に確認しましょう。

正しくサイト移転が行われていた場合は、インデックスステータスが変化します。

旧サイトのページ数は現象し、新サイトのページ数は増加します。

 

旧サイトのインデックス数が減少しない場合は、リダイレクトが正しく行われているか再度確認しましょう。

 

サイトのhttps化

サイトをhttps化する時もドメインが変更になるので、上記に記述した点には注意しないといけません。

https化を行うときにある見落としがちな項目としては、

 

  • ・内部リンクが全てhttpsのリンクに書き換わっていない
  • ・外部ライブラリのURLがhttpsのリンクに書き換わっていない
  • ・canonicalタグがそのままhttpのURLを向いている
  • ・CMSなどで自動的に送信しているサイトマップ(sitemap.xml)のURLがhttpのまま

 

上記の設定が正しく行われていないと、いつまでたってもインデックスから削除されません。

WebSerchConsoleでインデックス状況を確認し、旧サイトページのインデックス数が減らないようであれば正しく設定が行われているか見直しましょう。

 

 4.最後に

今回はサーバやドメインに変更があった場合について記載しましたが、どちらも変更を伴わないリニューアルもあると思います。

その場合でも下層ページのURL変更は発生すると思います。

そのような場合でも、これまで獲得してきた被リンクを失わない為に301リダイレクトを行うように心がけましょう。

 

サイトの移行ではトラブルが発生することもあると思いますが、未然に防止できるよう最善を尽くしましょう!

 

 

ご表記などありましたらtwitterからご連絡ください。

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この記事の著者

takahiro

takahiroWebデザイナー/ディレクター

Skill:HTML,CSS,PHP,WordPress,Photoshop

WEBサイト制作/運用/コンサルティング
たまにカメラとかもやってます。

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